クタビーチの喧騒を避け、静寂を求めるなら、スランガン島へ。ここはサーフィン愛好家にとって穴場的存在で、特に乾季の朝は最高の波に出会える確率が高いです。島へは干潮時に徒歩で渡れますが、満潮時にはボートを手配する必要があります。地元の漁師に交渉すれば、手頃な価格で往復送迎を頼めるでしょう。
ウルワツ寺院でのケチャ・ダンス鑑賞は定番ですが、夕暮れ時の混雑は避けられません。 よりパーソナルな体験を望むなら、ウブド近郊の小さな村で行われるケチャ・ダンスを探してみて下さい。寺院に比べて観光客が少なく、より伝統的な雰囲気を味わえます。チケットは現地の旅行代理店やホテルで予約できます。
バリの伝統的な料理を味わうなら、ワルン・ニア・プーラ（Warung Nia Pula）がおすすめです。サヌール地区に位置し、地元の人々に愛されるこの店では、バビグリン（豚の丸焼き）やサテ・リリット（鶏肉のつくね）など、本格的なバリ料理をリーズナブルな価格で楽しめます。特に、バビグリンは予約必須です。味は格別で、忘れられない思い出となるでしょう。
レンボンガン島への日帰り旅行は、バリ本島とは異なる魅力に触れる絶好の機会です。サヌール港から高速ボートで約30分。島では、マングローブの森をボートで探検したり、デビルズ・ティアーズと呼ばれる断崖絶壁から打ち寄せる波の迫力を間近で体験したりできます。シュノーケリングやダイビングも人気で、マンタとの遭遇率が高いことでも知られています。
絶対に外せない！バリ島必見の観光スポット
ウルワツ寺院：夕暮れ時に訪れ、崖の上に立つ寺院からケチャ・ファイヤー・ダンスを鑑賞しましょう。夕日と伝統芸能の融合は、他に類を見ない体験です。事前にオンライン予約することをお勧めします。
テガラランのライステラス：階段状に広がる緑豊かな棚田は、息をのむ美しさです。早朝、まだ観光客が少ない時間帯に訪れるのがベスト。田んぼの中を散策したり、ブランコに乗ったりして、自然を満喫してください。
タナロット寺院：海に浮かぶ岩の上に建つ寺院は、バリ島を代表する景観の一つ。干潮時には寺院まで歩いて渡ることができます。特に夕日の時間帯は、寺院全体がオレンジ色に染まり、幻想的な光景が広がります。
キンタマーニ高原：バトゥール山とバトゥール湖を望む絶景スポット。涼しい気候の中で、コーヒーを味わいながら景色を堪能できます。周辺には、温泉やトレッキングコースもあります。
ウブド：芸術と文化の中心地。ウブド王宮では、伝統的な舞踊や音楽のパフォーマンスを見ることができます。また、ウブド市場では、地元の工芸品や雑貨を手に入れることができます。
ヌサペニダ島：手つかずの自然が残る島。クリスタル・ベイではシュノーケリングやダイビングを、ブロークン・ビーチやクリンキン・ビーチでは絶景を堪能できます。日帰りツアーも豊富ですが、時間に余裕があれば宿泊することをお勧めします。
補足: 各観光スポットへの移動手段は、タクシー、レンタカー、または現地ツアーが一般的です。レンタカーを運転する場合は、国際免許証が必要となります。安全運転を心がけましょう。
予算を抑える！賢いバリ島旅行のコツ
オフシーズン（1月、2月、9月、10月）に旅行すると、航空券と宿泊費が大幅に割引されます。特に雨季は安価ですが、短時間の雨が多いので観光は可能です。
高級レストランではなく、地元のワルン（食堂）を利用しましょう。ナシゴレンやミーゴレンは、一杯あたり20,000ルピア（約200円）程度で楽しめます。
タクシーよりも、Go-JekやGrabなどの配車アプリを利用すると、料金が明確で交渉の必要がなく、より安価な場合が多いです。バイクタクシーは更に安価ですが、安全に注意が必要です。
両替は空港ではなく、クタやウブドにある認可された両替所で行いましょう。レートを比較し、手数料を確認してください。
交渉は積極的に行いましょう。特に手工芸品や土産物を購入する際は、提示された価格から30％〜50％値下げ交渉を試みることができます。
宿泊施設は、ホテルだけでなく、ゲストハウスやホステル、Airbnbなどの選択肢も検討しましょう。長期滞在の場合は、ヴィラを借りると、キッチン付きで自炊できるため食費を節約できます。
島内移動には、レンタバイクが便利ですが、国際免許証が必要で、交通ルールを遵守し安全運転を心がけましょう。レンタル料は1日あたり50,000ルピア（約500円）程度です。
アクティビティは、現地のツアー会社を通じて予約すると、オンライン予約よりも安価な場合があります。いくつかの会社で見積もりを取り、比較検討しましょう。
ミネラルウォーターは、スーパーマーケットで購入しましょう。路上で売られているものよりも品質が保証され、価格も安定しています。
SIMカードを現地の通信会社（Telkomselなど）で購入すると、割安なデータ通信が可能になります。空港やコンビニエンスストアで購入できます。
これで安心！バリ島でのトラブル対策と注意点
両替は空港ではなく、認可された両替所(Authorized Money Changer)を利用しましょう。レートが良く、詐欺のリスクを減らせます。PT. Dirgahayu Valuta PrimaやCentral Kuta Money Exchangeが信頼できます。
野犬に注意。狂犬病の危険性があります。近づかない、目を合わせない、食べ物を与えないことが重要です。万が一噛まれた場合は、すぐに医療機関を受診してください。
タクシーはメーター制のBlue Bird Groupを利用。GrabやGojekなどの配車アプリも便利ですが、空港や一部エリアでは利用規制があるため、事前に確認が必要です。交渉制のタクシーは高額請求されるリスクがあります。
水道水は飲用不可。ミネラルウォーターを購入しましょう。レストランで氷を使用する場合は、氷の品質を確認してください。
寺院見学時は肌の露出を避け、肩や膝を覆う服装を心がけましょう。サロン(腰巻)とスレンダン(肩掛け)を無料で貸し出してくれる寺院もありますが、持参すると便利です。
クレジットカードのスキミングに注意。信頼できる店舗でのみ使用し、常に目の前で処理してもらいましょう。明細をこまめに確認し、不審な取引がないか確認しましょう。
交通ルールが日本と異なるため、バイク運転は慎重に。国際免許証だけでなく、インドネシアの運転免許証(SIM)が必要になる場合もあります。ヘルメットを必ず着用し、安全運転を心がけましょう。
偽物商品に注意。特にクタやスミニャックなどの観光地では、ブランド品の模倣品が多数販売されています。購入時は慎重に判断しましょう。
デング熱やマラリアなどの蚊媒介感染症に注意。虫除けスプレーを使用し、長袖・長ズボンを着用するなど、蚊に刺されない対策を徹底しましょう。
緊急連絡先を控えておきましょう。警察(110)、救急(118)、消防(113) 。在デンパサール日本国総領事館の連絡先も把握しておくと安心です。
地元体験！バリ島の文化に触れる方法
クッキングクラスに参加して、ナシゴレン、ミーゴレン、サテなどのバリ料理の調理法を習得しましょう。ウブド周辺には、地元の市場訪問から始まる半日クラスが多数あります。材料の選び方から調理のコツまで、丁寧に教えてもらえます。例えば、Paon Bali Cooking ClassやBumbu Bali Cooking Schoolが人気です。
寺院訪問時は、サロンとスレンダンを着用するのが必須です。多くの寺院で貸し出しがありますが、自分自身で用意することも可能です。特に、ブサキ寺院やウルワツ寺院を訪れる際は、現地のルールを尊重し、静かに見学しましょう。寺院の入り口で寄付を求められることがありますが、強制ではありません。
伝統的なガムラン音楽や、レゴン、ケチャなどのパフォーマンスを鑑賞しましょう。ウブドの王宮では毎晩異なるパフォーマンスが開催されています。チケットは当日購入できますが、事前に予約しておくと安心です。特にケチャは、ウルワツ寺院で夕暮れ時に行われるものが有名です。
地元の人々が通うワルン（食堂）で食事をしましょう。ナシチャンプルやバビグリンなど、ローカルフードを手頃な価格で楽しめます。衛生面が気になる場合は、観光客向けのワルンを選ぶか、事前にレビューを確認すると良いでしょう。例えば、Nasi Ayam Kedewatan Ibu MangkuやWarung Babi Guling Pak Malenが人気です。
ゴア・ガジャ (象の洞窟)やティルタ・ウンプル寺院など、聖なる泉での沐浴に参加して、心身を清めましょう。ティルタ・ウンプル寺院では、沐浴前に寺院のルールを確認し、適切な服装で参加しましょう。また、体調が優れない場合は参加を控えるのが賢明です。
質問と回答:
バリ島初心者です。ウブドとクタ、どちらが初めての滞在におすすめですか？それぞれの違いは何ですか？
ウブドとクタは、バリ島の二つの代表的なエリアですが、全く異なる雰囲気を持っています。クタは、サーフィン、ビーチ、ナイトライフを楽しみたい人に最適です。多くのホテル、レストラン、ショップが集中しており、活気があります。一方、ウブドは、文化、芸術、自然に触れたい人にぴったりです。静かな雰囲気の中で、寺院巡りやヨガ、スパ体験などができます。初めてバリ島を訪れる方には、ご自身の興味に合わせて選ぶのが良いでしょう。もしビーチでのアクティビティを楽しみたいならクタ、文化的な体験を重視するならウブドが良いでしょう。両方を訪れるのもお勧めです。どちらかに数日滞在し、もう片方へ移動するのも良いでしょう。
バリ島で子供連れにおすすめの場所はありますか？安全に遊べるビーチや、子供が楽しめるアクティビティを知りたいです。
バリ島には、子供連れでも楽しめる場所がたくさんあります。安全なビーチとしては、ヌサドゥアのビーチがおすすめです。波が穏やかで、遠浅なので、小さなお子様でも安心して遊べます。アクティビティとしては、バリ・ズーやマリンパークなどが人気です。動物たちと触れ合ったり、ショーを見たりすることができます。また、ウォーターボム・バリのようなウォーターパークもおすすめです。年齢に合わせたスライダーやプールがあり、一日中楽しめます。ホテルを選ぶ際は、キッズクラブやプールなどの設備が充実しているところを選ぶと良いでしょう。
バリ島の伝統的な料理を体験したいのですが、おすすめのレストランや料理はありますか？できれば、ローカルな雰囲気を楽しめる場所がいいです。
バリ島の伝統料理を体験したいなら、ワルン（Warung）と呼ばれる地元の人向けの食堂がおすすめです。ナシチャンプル（Nasi Campur）は、ご飯におかずを盛り合わせたもので、色々な味を楽しめます。バビグリン（Babi Guling）は、豚の丸焼きで、香ばしくて美味しいです。サテ・リリット（Sate Lilit）は、魚のすり身を串に巻き付けて焼いたもので、独特の風味があります。ワルンでは、これらの料理をリーズナブルな価格で味わうことができます。ウブド周辺には、田んぼを見ながら食事を楽しめるワルンもあります。お店の人に「Ini enak?（これは美味しいですか？）」と聞いてみるのも良いでしょう。
バリ島での移動手段は何が便利ですか？Grabなどの配車アプリは使えますか？
バリ島での移動手段は、タクシー、配車アプリ、バイク、レンタカーなどがあります。タクシーは、空港や主要な観光地で簡単に見つけることができます。配車アプリのGrabやGo-Jekも利用可能ですが、地域によっては利用できない場所や、特定のエリアでの乗り降りが制限されている場合があります。バイクは、手軽に移動できる手段ですが、交通ルールや安全に注意が必要です。レンタカーは、自由に移動できますが、バリ島の道路は狭く、交通量も多いので、運転に慣れている人向けです。旅行の目的や移動範囲に合わせて、最適な移動手段を選びましょう。
バリ島でショッピングを楽しみたいのですが、お土産におすすめの物や、値切り交渉のコツはありますか？
バリ島では、様々な種類のお土産を購入できます。木彫りの置物、バティック（ろうけつ染め）の布、銀製品、コーヒー、スパ製品などが人気です。市場や小さなお店では、値切り交渉が可能です。まずは、お店の人が提示する価格の半額から交渉を始めてみましょう。笑顔で、友好的な態度で交渉することが大切です。「Terlalu mahal（高すぎる）」や「Bisa kurang?（安くできますか？）」などの簡単なインドネシア語を使うと、交渉がスムーズに進むことがあります。クタやスミニャックには、固定価格のお店もあるので、値切り交渉が苦手な人は、そういったお店を利用すると良いでしょう。
