クタやスミニャックに飽きたら、迷わずバドゥン市場へ。早朝3時から活気づくこの市場では、地元民の生活を垣間見ることができ、ドリアンやマンゴスチンなど、日本では珍しい南国フルーツを格安で味わえます。特に、朝6時頃に並ぶナシ・ジャンブル(混ぜご飯)は絶品。辛さが苦手な方は、店員さんに「ティダック・ペダス(辛くしないで)」と伝えましょう。
喧騒を離れて静寂を求めるなら、ルンバビーチへ。空港の滑走路のすぐ脇に位置し、間近で飛行機が離着陸する迫力満点の光景を楽しめます。夕暮れ時には、オレンジ色に染まる空を背景に、幻想的な写真撮影が可能。ただし、日陰が少ないため、日焼け対策は万全に。 おすすめは、ビーチ沿いのワルン(屋台)でビンタンビールを片手に、ゆっくりとサンセットを眺めること。
芸術に触れたいなら、アルヤルダ・ガレリーへ。バリ絵画の巨匠、アルヤルダの作品を間近で見られるだけでなく、彼の息子であるアルヤルダ・ジュニアの作品も展示されています。入場無料なのも嬉しいポイント。ガレリーの庭園には、プルメリアの花が咲き乱れ、癒やしの空間が広がります。
空港からすぐ!アクセス至便な観光スポット3選
空港到着後、すぐにバリの魅力に触れたいなら、以下の3か所がおすすめです。移動時間を最小限に抑え、短い滞在でも充実した体験ができます。
1.クタビーチ (Kuta Beach): サーフィン体験とサンセット鑑賞
ングラ・ライ国際空港からタクシーで約15分。クタビーチは、初心者向けのサーフィンスクールが充実しており、気軽に波乗りを楽しめます。夕方には、美しいサンセットを眺めながら、ビーチ沿いのレストランで食事をするのが定番です。ジンバランエリアよりもリーズナブルな価格帯で、カジュアルな雰囲気を楽しみたい旅行者に適しています。
2.ジェンガラ・ケラミック・バリ (Jenggala Keramik Bali): バリの陶器アートに触れる
空港から車で約20分。ジェンガラ・ケラミック・バリは、バリの伝統的な陶器技術を用いたモダンなデザインの食器や雑貨を販売するショップです。併設されたカフェでは、ジェンガラの食器で食事を楽しむことができます。また、陶芸体験ワークショップも開催されており、自分だけのオリジナル作品を作ることも可能です。
3.ガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ (Garuda Wisnu Kencana Cultural Park): 巨大な彫刻と伝統芸能
空港から車で約30分。ガルーダ・ウィスヌ・クンチャナは、巨大なガルーダ像とヴィシュヌ神像がそびえ立つ文化公園です。広大な敷地内では、バリ舞踊などの伝統芸能ショーが毎日開催されています。特に、夕暮れ時のパフォーマンスは、幻想的な雰囲気で必見です。公園内にはレストランやショップも充実しており、一日中楽しめます。
地元民が愛する!ディープなデンパサールの食事処
ナシ・チャンプル・イブ・オキ (Nasi Campur Ibu Oki): サヌール地区にある、地元住民に圧倒的な人気を誇る食堂。午前中には売り切れてしまうこともあるため、早めの訪問が必須です。豚肉を使った様々な料理が並び、特にバビ・グリン(豚の丸焼き)は絶品。辛さ控えめなので、香辛料が苦手な方にも向いています。一皿約30,000ルピア。
Warung Wardani: こちらもナシ・チャンプル専門店ですが、イブ・オキとはまた違った味わいが楽しめます。牛肉、鶏肉、野菜など種類豊富で、自分好みのナシ・チャンプルを作ることが可能。特に牛肉のルンダン(牛肉の煮込み)は必食。デンパサール市内に複数店舗あり、アクセスしやすいのも魅力です。一皿約25,000ルピア。
穴場ワルン探訪:
もう少し冒険したいなら、路地裏のワルン (Warung) に挑戦してみましょう。地元の人しか知らないような店には、驚くほど美味しい料理が隠されています。
ポイント: 衛生面に注意し、地元客で賑わっている店を選ぶこと。メニューがない場合もありますが、指差しで注文できます。価格交渉も忘れずに。
Sate Lilit Plecing Arjuna: デンパサール市場の近くに位置するサテ・リリット(魚のすり身を串に巻いて焼いたもの)の専門店。秘伝のプレチンソース (Plecing) が食欲をそそります。地元民で常に賑わっており、夕食時には行列ができることも。一本あたり約3,000ルピア。
ローカルフード体験:
夜のデンパサールでは、屋台料理が楽しめます。特に惹かれるのが、焼き鳥のようなサテ・アヤム (Sate Ayam) や、麺料理のミー・ゴレン (Mie Goreng) 。衛生面に注意して、活気のある屋台を選びましょう。価格は交渉可能。
注意点: 氷の入った飲み物は避けるようにしましょう。
穴場発見!知る人ぞ知るデンパサールの隠れ家ビーチ
ムラスティ・ビーチ:クタエリアから車で約30分。崖を下る道を進むため、アクセスはやや困難ですが、その分、人の少ない静かなビーチです。透明度の高い海水はシュノーケリングに最適。特に干潮時には岩場に多くの海洋生物が見られます。
グヌン・パユン・ビーチ:ウルワツ寺院からバイクで約15分。寺院近くの駐車場から階段を下りてアクセスします。階段は多いですが、到着した先には白い砂浜とターコイズブルーの海が広がります。ビーチパラソルやワルン(屋台)が数軒あり、のんびり過ごせます。
グリーンボール・ビーチ:ヌサドゥアエリアから車で約20分。崖に設けられた急な階段を下る必要があります。ビーチは自然のままの姿を残しており、波が穏やかな日は海水浴にも適しています。また、ビーチの名前の由来となった緑色の藻が付着した岩も見られます。
シンドゥビーチ(サヌール):喧騒を離れて落ち着いた雰囲気を求めるなら、サヌールエリアのシンドゥビーチが最適。サンライズの名所としても知られ、早朝の散歩やジョギングを楽しむ地元の人々も多く見かけます。ビーチ沿いにはカフェやレストランも充実しており、ゆったりとした時間を過ごせます。近隣のビーチと比較して、比較的波が穏やかで、子供連れにも安心です。
Pantai Karang(サヌール):地元住民に愛される穴場。サヌールエリアに位置し、手頃な価格で美味しいローカルフードを提供するワルンが点在しています。夕暮れ時には美しいサンセットを眺めながら、のんびりと食事を楽しむことができます。観光客は少なく、ローカルの雰囲気を満喫したい方におすすめです。
質問と回答:
デンパサールって、どこにあるんですか?バリ島についてあまり詳しくないので、位置関係がよくわかりません。
デンパサールは、インドネシアのバリ島にある都市で、島の南部に位置しています。バリ州の州都であり、島の主要な空港であるングラ・ライ国際空港 (デンパサール国際空港) があります。クタやスミニャックといった人気の観光地からも比較的近く、バリ島観光の拠点となる場所です。島の南部に位置するため、ビーチリゾートへのアクセスも便利です。
デンパサールでおすすめの市場はありますか?ローカルな雰囲気を味わいたいと思っています。お土産も買いたいのですが、値段交渉はできますか?
デンパサールでローカルな雰囲気を味わいたいなら、パサール・バドゥン (Pasar Badung) がおすすめです。ここはバリ島最大の市場で、食料品から衣料品、工芸品まで、あらゆるものが手に入ります。早朝から活気にあふれ、地元の人々の生活を垣間見ることができます。お土産を探すにも良い場所ですが、値段交渉は必須です!笑顔で積極的に交渉してみましょう。最初は高めの値段を提示されることが多いので、根気よく交渉することが大切です。地元の人とのコミュニケーションも楽しんでくださいね。
デンパサールで寺院を見学したいのですが、観光客にあまり知られていない、静かで落ち着ける場所はありますか?できれば、入場料がかからない場所が良いです。
観光客にあまり知られていない、静かで落ち着ける寺院としては、プーラ・ジャガトナタ (Pura Jagatnatha) がおすすめです。ここはデンパサールの中心部に位置していますが、比較的静かで、地元の人々が熱心にお祈りを捧げている様子を見ることができます。入場料は基本的に無料ですが、お供え物をする場合は寄付を求められることがあります。ただし、強制ではありません。寺院内は神聖な場所なので、露出の多い服装は避け、敬意を払って見学しましょう。
デンパサールで、美味しいローカルフードを手頃な価格で食べられるお店はありますか?できれば、屋台のようなカジュアルな場所が良いです。辛いものが好きなので、おすすめの料理も教えてください。
デンパサールで手頃な価格で美味しいローカルフードを味わうなら、ワルン (Warung) と呼ばれる小さな食堂がおすすめです。特に、夜になると屋台が集まる場所があり、様々な料理を楽しむことができます。辛いものがお好きなら、「ナシ・チャンプル (Nasi Campur)」がおすすめです。これは、ご飯の上に様々なおかずが盛り付けられたもので、店によって内容が異なりますが、鶏肉、野菜、テンペ (発酵大豆食品)、サンバル (唐辛子ソース) などが一般的です。サンバルは非常に辛いので、苦手な場合は少なめにしてもらうように伝えてください。また、「サテ・リリット (Sate Lilit)」もおすすめです。これは、ひき肉をスパイスと混ぜて串に巻き付けて焼いたもので、香ばしくて美味しいです。屋台では、衛生面に注意して、人気のあるお店を選ぶようにしましょう。