クタやスミニャックだけじゃない！バリ島旅行を考えているなら、人混みを避けて、手つかずの自然や地元の人々の暮らしに触れる隠れた名所を訪れてみませんか？例えば、美しい棚田が広がるジャティルイは、息をのむ絶景を提供してくれます。早朝に訪れれば、霧が立ち込める幻想的な光景に出会えるかもしれません。
南部エリアに飽きたら、北部のシンガラジャへ足を伸ばしましょう。ここは、穏やかなビーチや、神秘的な滝が点在する穴場スポットです。特に、セクンプル滝は、落差80メートルの圧倒的な迫力で、訪れる人々を魅了します。滝壺で泳ぐことも可能です。
もっとローカルな体験をしたいなら、ウブドから少し離れた村、プンリプランがイチオシ。ここでは、昔ながらのバリの伝統的な家屋が保存されており、まるで時間が止まったかのような感覚を味わえます。村の人々と交流すれば、バリの文化や暮らしについてより深く理解できるでしょう。宿泊施設も村内にあり、早朝の村を散策するのは格別です。
旅行プラン作りのヒントとしては、これらの場所を巡るのに、少なくとも5日間は確保することをおすすめします。クタやスミニャックを拠点にするのではなく、ウブドやシンガラジャに滞在することで、よりディープなバリ島体験が可能になります。各名所への移動は、バイクをレンタルするか、チャータータクシーを利用するのが便利です。
１．地元民が通う！秘密のビーチ発見術
チャングー周辺なら、エコビーチから北へ徒歩20分、ワルンが数軒あるだけのPantai Batu Bolongのさらに奥。穴場感があります。バイクなら、エコビーチから田んぼ道を抜け、最短距離でアクセス可能。
隠れ家ビーチ探しの３つのコツ
1. Googleマップの航空写真で、道なき道の先に隠れていそうな砂浜をチェック。人が容易に近づけない場所ほど、期待できます。特に崖下や、岩場を抜けた先に注目。
2. 現地の人（ワルンのおばちゃんや漁師）に「静かなPantai知りませんか？」と尋ねる。ただし、観光客向けのお店の人には聞かないこと。彼らは観光客が多い場所を勧める傾向があります。
3. 早朝か夕暮れ時に行く。人気（ひとけ）のない時間帯なら、普段賑やかな浜辺でもプライベートビーチのように楽しめることがあります。特に雨季の早朝は、観光客も少なく、狙い目。
ヌサペニダなら、Atuh Beachの隣、Diamond Beachへ続く階段を下りず、左手の未舗装路を進むと、ほぼ手付かずのPantaiにつながる道があります。足元に注意し、地元の人しか知らない絶景を独り占めできます。
２．インスタ映えだけじゃない！心を癒す寺院巡り
静寂を求めるなら、観光客の少ないパムチュタン寺院へ。ウルワツ寺院のような華やかさはないものの、澄んだ空気と緑に囲まれた神聖な空間が広がります。地元の人々が祈りを捧げる姿を間近に見ることができ、現地の信仰に触れる貴重な体験となるでしょう。参拝時間帯は早朝が最適。人影もまばらで、より静寂な雰囲気を堪能できます。
穴場寺院：グヌン・カウィ
11世紀に建てられたとされるグヌン・カウィは、巨大な岩壁に彫られた石窟寺院。滝の音を聞きながら、階段を下りていくと、神秘的な光景が目に飛び込んできます。遺跡周辺の棚田も美しく、寺院と自然が一体となった風景は、訪れる人の心を安らげます。アクセスは少し大変ですが、その分、観光客も少なく、落ち着いて過ごせるでしょう。レンタルバイクでの訪問が便利ですが、道中の運転には十分注意してください。
寺院巡りの服装とマナー
寺院訪問時は、露出の少ない服装が必須です。肩や膝を隠すのはもちろん、サロンと呼ばれる腰巻を着用しましょう。多くの寺院でサロンを無料で貸し出していますが、持参するとよりスムーズに入場できます。また、生理中の女性は寺院への立ち入りが禁止されている場合があるので、事前に確認しましょう。大声で騒いだり、不適切な行動は慎み、敬意を払って参拝しましょう。
３．格安で満喫！ローカル食堂＆市場グルメ体験
ワルン・イカンのイカン・バカール (焼き魚) は、新鮮なシーフードを信じられないほど手頃な価格で楽しむための最高の選択肢です。ジンバラン地区なら、特に夕暮れ時に訪れるのが最適。夕日を眺めながら地元の味を満喫できます。交渉次第でさらに割引も可能です。
スカルワティ市場 (パサール・スカルワティ) の屋台では、ナシ・チャンプル (混ぜご飯) が一杯Rp15,000程度で楽しめます。地元の人々が日常的に利用する市場なので、価格も良心的。様々な具材を少しずつ試せるのが魅力です。朝早く (午前7時～9時) に行くと、最も品揃えが豊富です。
クタ地区のワルン・パデサは、辛い物好きにはたまらない場所。アヤム・ゲプレック (鶏肉の激辛揚げ) が人気で、辛さのレベルを自分で選べます。ご飯とセットでRp20,000前後。ただし、本当に辛いので覚悟が必要です。
地元のデザートを試すなら、ダダール・グルン (パンダンリーフ風味のクレープ) を。スミニャック地区の小さな屋台で見つけることができます。甘くてモチモチした食感は、病みつきになること間違いなし。一つRp5,000程度で購入できます。
サヌール地区のナイトマーケット (パサール・シンンドゥ) は、夜になると様々な屋台が出店し、活気に満ち溢れます。サテ・リリット (ひき肉の串焼き) やバクソ (肉団子スープ) など、地元の人気料理を気軽に試すことができます。多くの屋台では英語があまり通じませんが、指差しで注文できます。
４．３泊５日！初めての楽園旅行：充実の旅程
クタ地区のホテルを拠点に、初日は空港到着後、ホテルチェックインと周辺散策で体力温存。夕食はビーチ沿いのシーフードレストラン「Jimbaran Bay Seafood」で新鮮な魚介を堪能。予約推奨。
２日目は、チャーター車でウブドへ。午前中は「テガラランのライステラス」で絶景を堪能。その後、「ウブド王宮」を見学し、午後は「モンキーフォレスト」で猿と触れ合う。夕食はウブド中心部のワルン（大衆食堂）でローカルフードを味わう。ナシゴレンやミーゴレンが定番。
３日目は、ビーチリゾートを満喫。「ヌサドゥア」の高級ホテルでランチブッフェを堪能し、午後は「ジンバランビーチ」でサンセット鑑賞。希望者は、クタビーチでサーフィンレッスンに参加（要事前予約）。ディナーはクタ地区のレストランで各国料理を試すのも良い。
４日目は、少し足を伸ばして「タナロット寺院」へ。干潮時のみ陸続きになる神秘的な寺院を見学。その後、お土産探しに「スミニャック」へ。おしゃれな雑貨店やブティックを巡り、ディナーはスミニャックのレストランで少し贅沢なディナーを楽しむ。「Ku De Ta」や「Potato Head Beach Club」が人気。
５日目は、フライト時間に合わせて、スパで最後の癒しを。「マンディ・ルルール」や「アビアンガ」などの伝統的なトリートメントを体験。空港へ向かい、帰国。
交通手段は、現地のタクシーアプリ「Grab」や「Gojek」が便利。空港送迎や長距離移動は、事前にチャーター車を予約しておくと安心。
質問と回答:
バリ島で、静かで落ち着ける場所を探しています。喧騒を避け、自然を満喫できるような、あまり知られていないおすすめの場所はありますか？ガイドブックに載っているような観光地ではなく、地元の人しか知らないような、本当に隠れた名所を知りたいです。
はい、バリ島には観光客があまり訪れない、静かで美しい場所がいくつかあります。例えば、ムンドゥック (Munduk) はおすすめです。ここはバリ島北部に位置する山岳地帯で、美しい滝や棚田、コーヒー農園などがあります。ハイキングコースも整備されており、自然の中でゆっくりと時間を過ごすことができます。宿泊施設も、大規模なホテルではなく、こじんまりとしたゲストハウスやヴィラが多いので、静かに過ごしたい方にはぴったりです。もう一つは、西バリ国立公園 (Taman Nasional Bali Barat) です。ここはバリ島最大の自然保護区で、多様な動植物が生息しています。公園内をトレッキングしたり、バードウォッチングを楽しんだりすることができます。手付かずの自然が残っているので、都会の喧騒を忘れ、静かな時間を過ごしたい方には最適です。どちらの場所も、レンタカーやバイクを利用するのが便利ですが、道が狭い場所もあるので、運転には注意が必要です。
